健康第一

病気の記録的なもの

結果が怖いな

どこを見ても、悪い結果しか考えられないから、見ないようにしても見てしまう。でも、私の運命は、遠からず聞く診断結果で決まるのではなくて、今も決まっているのよね。死ぬことは決まっていると思うと全部がやってられなくなるのだけど、それも生まれた時から決まっていることなのだし。2人きりの家族だから、ずっともしものことは考えて来ていたけれど、一度はちゃんと泣かないとダメなのかも。別れが怖いのか、寂しいのか、痛みや苦しみが怖いのか、一番怖いものはなにかな。痛くて苦しくて笑えない時以外は、少しでも笑って過ごしたいわ。

確定診断までの過ごし方は…

退院後3週間目に入って、ようやく体が動くようになったので、お盆の前に帰省をした。

退院後、何かと息子が手伝ってくれるものの、喧嘩もしてぐったりしたし、一日三食の支度して掃除と洗濯をぼちぼちしながら暮らすのは、なかなか大変で、とにかく疲れやすかった。でも4日間、帰省して食事を出してもらえるだけで、元気になっていくのを感じられた。

父母と息子と4人、みんなでご飯食べられる幸せが、一番うれしいのよね。たぶん抗がん剤治療が必要と言われたから、始まったら元気な姿で会えなくなるかもしれず、言葉で励まされたわけでもないけど、勇気もらえたかな。

もしも一番悪い結果をもらったら、どうやって残りを過ごすのか、と思って他の方のブログを読むと、落ち込むことしか出来なかった。仕事なんかできないんじゃないのかな…

明日から仕事に戻ろうと思っているけど、悪い結果をもらうなら中途半端に戻るのもどうかと思い、確定診断まで休もうかなと思っていたところ、母から私と息子の写真が届いた。ものすごく病人面な私の姿。ひえー やっぱり病人なんだね、と言ったら息子がうなずくし。まだ咳やくしゃみはお腹痛くて恐怖だし。ちょっと動くとやっぱり休みたくなる。

やっぱりあと何日か、休もうかな。有給がなくなっていくのだけども…

なんだか落ち込む

息子とけんかした。日曜日から2回目。

続くと、だんだん元気がでなくなってしまう。この落ち込みは何かな。

心が元気でないと体もダメになってしまうのか、うたた寝から目が覚めたら、これが夢なら良かったのにと、初めて思ってしまった。そうするとものすごく混乱してしまった。

手術前の体なら、車で気分転換にも行けたのに、自分で運転するのもダメ。たしかに、急に腹痛が来る時があるから、危ないのはわかったけれど。

手術では、子宮と両側の卵管、卵巣を取らねばならなかった。その喪失感は全然なかった。もう50歳で、どちらと引き換えるかと言えば、筋腫を取ると決めたときから、健康になれるなら閉経を早めても構わないと思っていた。

でも、この落ち込みは、卵巣を取ることで、ついに急な更年期症状がやってきた? でも偽閉経療法を始めたのは4月だし。現実が目の前に近づいて来ているから、 不安が本物になってきた?

そろそろ体が動くと思っていたのに、買い物に歩いて行っただけでぐったりしてしまう自分が嫌になったのよね。それがこの落ち込みの引き金かな。息子が元気でいれば、私も元気出るのだけど。

社会に出て、自分も他人も困るような悪いことは、しっかり伝える、つかみ合いになっても、どつかれても言う。そう決めてやってきたけど、これがなかなか、2人きりの親子には大変。素直に、うんわかったよー、悪かったよ、ごめん、とはならない。私が怒ると、愛情や信頼を失ってしまった、迷惑をかけた、と、ものすごい勢いで自己嫌悪に陥るらしい。そのとき、私も同じような気持ちになっている。だんだんと、そんなに激しいやり合いにはならなくなっていたのに、今回は久しぶりに酷かった。

私の元気が減っているからかな。だとしたらこの先は辛いかも。と思うと吸い込まれそう。

私、大丈夫かな。健康に戻りたいよ。

病気はいつも突然だけど

私と違う病気で、急に一年以上仕事を休んでいる、清原翔さんのことを知った。私は、とにかく仕事だけは頑張って、子どもを社会に送り出して、そのあとは、一人でも楽しく暮らせるようになりたいなと思っていたところへ、突然病気にになっちゃった。

清原翔さんは、リハビリ中ということしかわからないし、突然病気になってしまったことだけしか共通点がないけれど、頑張れ〜って思った。興味本位なくそう思えた。

今もやらなきゃいけないことは、もしも私がああなってこうなったら、に備えて考えればあるのだけど、手術だけでこんなに体力奪われるなんて。医療用ウィッグを用意したり、お仕事相談をしたり、立てていた予定をこなせるのかも心配になってきちゃった。

仕事にはいつ戻れるのかよりも、前と同じようには働けなくなることも、実感湧いてきちゃったなぁ。私がやりたかった仕事を引き継ぐのは、仕方ない。

日常が長期で変わるほどの病気が突然訪れることも、予測して備えてはいたつもりだけど、つらいなぁ〜と思い始めたら元に戻れなくなりそうで嫌だな。

長年心配していた子宮筋腫から解放されて、大出血や不調とさよならすることが今年の目標だったのだけど、偽閉経療法3回目で、小さくなるはずの筋腫が成長して、腹痛と発熱と出血を起こしたそうな。それで一晩眠れないほどの腹痛と発熱を起こして、私は救急から入院したのだった。おっそろしい。

先生が、CTの画像を見ながら筋腫ではないかもしれない、というから、じゃあ何ですか? と聞いたら、肉腫、と。あー、そりゃまずいなと、すぐにものすごく冷静になってしまった。これまでの仕事で、なんとなく、悪いことは知っていて。

最初の入院のあと、大学病院にうつって、タイトスケジュールの検査を乗り切って、体調壊さないで手術のための入院をすることが最初の目標。

そして、まずは退院することが次の目標だったから、次の目標がなかったな。

体力を取り戻すことを次の目標にしよう!

今日は雨だから、お散歩は無理せずに、体を動かさなきゃ。

手術から明日で3週間

i突然の腹痛と発熱で救急から入院して退院して、手術のために大学病院を紹介されてあっという間に入院、開腹手術してから明日で3週間目。

自宅療養かつらい。初めて歩いて買い物に出たら、足元ふらふら。お腹痛い。開腹手術がこんなに体力を奪うものとは全然知らなかった。